おまじない〜プチ形代で、辛い&シンドイを人形にシェアして身軽になる

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効能:日々の苦難を和らげる
用意するもの:握って隠せるサイズの小さな人形
対応ジャンル:仕事、家庭、対人関係
系譜:神道系、ほか

人形は古来より、さまざまなおまじないに使われてきました。 陰陽師が形代とよばれるものを使役して術を行使したり、或いは藁人形をつかって誰かを害したり。人の代わりを人形にさせることで、人はしばしば自身の欲望の代行をさせます。

ぬいぐるみ等もおなじですね。幼少時、おままごとにぬいぐるみを使うのは、日常行為の代行でもあります。人形に役割(パパ)をまかせることで、自身もまたある役割(ママ)に自由を得る。

実は、人間というのは何かの対象をそこに置くことで、自らの価値や存在や、もっというと欲望や願望を相対化しコントロールする能力を持っています。これは、よくない使い方をすれば、とんでもなく悪いこともできてしまうのですが──正しく使えば、あなたの負担を軽減させることができます。

プチ身代わりのおまじない

今回紹介するおまじないは、あなたの日々のストレスを人形に渡して「ほんの少しだけ肩代わりしてもらう」ことで、負担を軽くすることを目的としています。

まず、人形を一つ用意してください。

それは、あなたがコントロールできる小さな人形、かならず手のひらで握って隠せてしまうくらいのものにしてください。指人形とか、レゴとか、食玩とか何でも良いです。

キティちゃんとか、ミッキーとかはキャラクターが強すぎるのでこのおまじないには向きません。キャラが根付いていると効果がありません。

  1. 人形を用意したら、それを手のひらに強く握って下さい。そして、つい最近ストレスを感じた事件を思い描くのです。握りながら、その自分が受けたストレスをその人形に強く伝えましょう。このとき、できるだけ強く握ることが大事です。
  2. その行為を数回行ないましたら、以後は、あなたはその小さな人形をかばんに入れ、人目に付かないように注意して持ち歩くようにしてください。
  3. そして日々の生活のなかで、何かストレスを受けたら「苦しみはその人形が身代わりをして受けてくれるのだ」と意識するようにしてください。ちょっとズルいですが、小さな人形はとても丈夫ですので、問題なくあなたの小さな苦しみを受け止めてくれます。

あなたは、やがて自然にストレスを自分のものではなくその小さな人形のものとして、転換することができるようになります。そうすることで、日々を健やかに過ごすことが出来るようになります。

注意点!

人形はかならず手のひらに収まるサイズにしましょう。大きなサイズにしてしまうと、人形はあなたの思いを本当に強く受け止めてしまいます。そういうものはしばしば、あなたから切り離されて、あなたに害を成すモノになる事があります。ですが、小さな人形であれば、あなたの転換したストレスを受け止めても、抱えきれずに、すぐにポイ投げ捨ててくれます。

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